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【137】花嫁の抵抗(1959松竹大船)監督;番匠義彰
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→●番匠義彰花嫁シリーズ早見表
→【05】抱かれた花嫁(1957)
→【47】花嫁のおのろけ(1957/野村芳太郎)
→【50】ふりむいた花嫁(1961)
→【51】のれんと花嫁(1961)
→【52】はだしの花嫁(1962)
→【53】泣いて笑った花嫁(1962)
市ヶ谷の「秋山結婚相談所」、四ッ谷・荒木町の三業地が、主な舞台設定。
三浦半島・油壷にも足を伸ばす。
季節は夏。
小山明子と田村高広。横恋慕担当が、有沢正子。
副本線、中年の情愛路線は、ヤモメどうしではなく、清川虹子と殿山泰司のベテラン夫婦。
小山明子……「秋山結婚相談所」の娘・雪枝
田村高広……「城西大学」研究室、ボラの卵の研究・安田 小山の恋人、求婚する
清川虹子……「秋山結婚相談所」所長・たけ子
殿山泰司……「秋山結婚相談所」所長の夫・善麿(よしまろ)、トメさん
有沢正子……芸者・松千代 北海道出身、和装の他、乗馬ファッションで馬を駆る
九條映子[新人]…「秋山結婚相談所」の下の娘、小山の妹・千枝子
永井達郎……小山の花婿候補・山田サンエモン 清川の手引きで、信州から上京
渡辺文雄……田村の研究室の同僚・三浦
桂小金治……乗馬クラブの厩務員 ※クレジット「馬場のおやじ」
沢村貞子……小山の恩師、家裁調停委員・前川女史
中村是好……殿山の競輪仲間、大工・金さん
桑野みゆき…有沢の妹芸者・ひな子、ヒナちゃん
関千惠子……渡辺文雄の妻・芳子、美容師 渡辺を尻に敷き、奔放
小林十九二…田村の下宿、碁会所の亭主
熱海サチ子…十九二の娘・トシ子 トンコちゃん、まだ小さいがしっかり者
小林和雄……結婚相談所に強請に来るチンピラ
鬼笑介………居酒屋「たぬき」の親爺
田村保………離婚調停の夫
村上記代……離婚調停の妻
島村俊彦……家裁の調停委員、沢村とともに田村保と村上の調停に立会う
土田桂司……家裁の調停委員、沢村とともに田村保と村上の調停に立会う
稲川善一……500組目の結婚式の新郎の父
松野日出夫…500組目の新郎新婦
伊久美愛子…500組目の新郎新婦
井出忠彦……結婚相談に来て小山をみそめる男、パチンコ屋。若旦那風。
川口のぶ、町田祥子、佐谷ひろ子、小瀬朗、吉野憲司、林家珍平、真塩洋一
……九條の学友、コーラス部、サイクリング仲間
●市ヶ谷「秋山結婚相談所」
電車通り(外堀通り)に面する。四谷本塩町の雪印本社の飯田橋寄り。現、新宿区
市谷本村町2番。当時は、本塩町。
道路を挟んで外濠公園、その奥に国電中央・総武線、土手の上に中華学校。
●四谷荒木町
高広の下宿する碁会所、芸者・有沢の置屋のある三業地(花街)。坂のある込入っ
た街。ただし、ロケは、渋谷円山町。神泉駅付近。
飯田橋・神楽坂かと思ったが、距離と前後の道のりを考えると荒木町の設定か。地
名は明示されない。
●四ッ谷駅前
小山が、駅前の公設市場「四谷見附小売市場」でお買物。→四谷まち歩き手帖
●「城西大学」(架空)
ロケは本郷の、東大・図書館前。高広、渡辺の研究室があり、九條も学生としてた
むろする。現在の城西大学の建学は1965年。 ※白金校舎の記述を訂正
●乗馬クラブ
厩舎に、周回の走路。多摩川に近い設定。ロケ地不明。トラックは右回り、セリフ
によれば1600メートル。
●麹町・日本テレビ塔
田舎者の永井を、小山が東京案内、そのスタート地点。NTV局舎のテレビ塔に昇
り、展望台から東京を見下ろす。足場を金網で囲っただけの簡素な造り。昇降する1
機のエレベーターも映る。
●はとバス、都内観光
銀座通り、竹芝桟橋、皇居、国会議事堂。リヤエンジン。バスガイドの名調子も聞
ける。
●多摩川原
小山、高広が連れ立って、馬を駆る。九條たちコーラスサークルは、自転車で通り
がかる。
●権田原・明治記念館
ロケ名所。「花嫁のおのろけ」(○C1957野村芳太郎)でも登場。
●東京家庭裁判所
沢村貞子が勤める。
●三浦半島・油壺「城西大学臨海実験所」
セリフによれば、油壺(あぶらつぼ)。ゴジラの像が映りこむところを見ると、ロ
ケ地は観音崎(横須賀)か?
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